Lemongrass
レモングラス
Cymbopogon citratus
爽やかなレモンの香り。リラックスとリフレッシュを両立
Botanical
植物について
- 科名
- イネ科(Poaceae)
- 学名
- Cymbopogon citratus
- 使用部位
- 茎(根元の白い部分を主に使用)
Origin & Use
産地と用途
主な産地
世界での使われ方
- タイ料理のトムヤムクン
- ベトナム料理の香り付け
- ハーブティー
- 虫除け・アロマテラピー
Flavor
味わい・風味
レモングラスの名前は正確であり、同時に不完全です。確かにレモンに似たシトラスの香り(主成分シトラールによる)がありますが、レモンの「酸っぱさ」はゼロ。代わりにあるのは、草原を思わせるグリーンな爽やかさと、ジンジャーの遠い親戚のようなほのかなスパイシーさ。香りは柑橘、味覚は草原——この不思議なギャップが、レモングラスの独特の魅力です。 茎の根元の白い部分が最も香りが強く、外側の硬い皮を1〜2枚剥いてから包丁の腹で叩くと、繊維が壊れて精油が一気に放たれます。その瞬間に立ち上る香りは、東南アジアの夕暮れの市場をそのまま瓶に詰めたかのよう。
Benefits
期待される効能
シトラールの持つリラックス効果は科学的にも裏付けられており、レモングラスの精油を用いたアロマテラピーが不安やストレスを軽減するという臨床試験が複数報告されています。消化促進効果も高く、東南アジアでは食後のレモングラスティーが胃もたれ防止の定番です。 また、レモングラスの精油には蚊の忌避効果があり、シトロネラ(蚊取り線香やキャンドルの成分)はレモングラスの近縁種から抽出されます。カフェインフリーなので、就寝前のリラックスティーとしても世界中で人気があります。 抗菌・抗真菌作用も確認されており、特にカンジダ菌に対する阻害効果は民間療法でも利用されてきました。
History
歴史
東南アジアでは有史以前から料理と薬の両方で使われてきた記録がありますが、西洋世界に本格的に知られるようになったのは17世紀のことです。オランダ東インド会社が主にエッセンシャルオイルの原料として注目し、インドやスリランカでプランテーション栽培を始めました。 「シトロネラ」という名前で知られる防虫用のオイルは、レモングラスの近縁種シトロネラグラス(Cymbopogon nardus)から抽出されるもので、熱帯地域ではマラリア予防の一環として部屋に焚かれてきた歴史があります。 現在、レモングラスは東南アジア料理のグローバル化に伴い世界中で消費が増加しており、特にハーブティーの分野ではカモミールに匹敵する人気を獲得しています。
In Chai
チャイでの使い方
チャイに「軽やかさ」を求めるなら、レモングラスは最強の味方です。通常のマサラチャイのどっしりとした重厚感を、シトラスの風で軽やかに変えてくれます。 茎を5cmほどに切り、包丁の腹で叩いてから水の段階で鍋に入れ、弱火で5分ほど煮出します。この「叩く」工程を省くと、香りの出方が全然違うので必ず実行してください。ジンジャーとの組み合わせは「爽やかさ×温かさ」の絶妙なバランスで、特に夏のチャイにおすすめ。 アイスチャイのベースとしても優秀で、レモングラス+カルダモン+少量のジンジャーで作ったチャイを氷で急冷すると、東南アジアのカフェで出てくるようなモダンなアイスチャイラテが完成します。
FAQ
よくある質問
- レモングラスはチャイに合いますか?
- チャイに「軽やかさ」を求めるなら、レモングラスは最強の味方です。通常のマサラチャイのどっしりとした重厚感を、シトラスの風で軽やかに変えてくれます。 茎を5cmほどに切り、包丁の腹で叩いてから水の段階で鍋に入れ、弱火で5分ほど煮出します。この「叩く」工程を省くと、香りの出方が全然違うので必ず実行して…
- レモングラスにはどんな効能が期待されますか?
- シトラールの持つリラックス効果は科学的にも裏付けられており、レモングラスの精油を用いたアロマテラピーが不安やストレスを軽減するという臨床試験が複数報告されています。消化促進効果も高く、東南アジアでは食後のレモングラスティーが胃もたれ防止の定番です。 また、レモングラスの精油には蚊の忌避効果があり、… ※伝統的に上記のように利用されてきた内容であり、効果を保証するものではありません。
- レモングラスはどこ産のスパイスですか?
- レモングラスは主に東南アジア、インド南部、スリランカなどで生産されています。 タイ料理のトムヤムクン
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